法律の素顔をゆるりと愉しむブログです

Profile

はじめまして

「法令の素顔をゆるりと愉しむブログ(blog)」
にお立ち寄りいだきまして、
ありがとうございます。

 タイトル(title)の
ほんの寄り道、おきてのみやげ」とは、
講義(lecture)ではお伝えしきれなかった、

こぼれ話を、
法律学(おきて)の土産話」として、
受講生の方々に愉しんで読んでもらえればと

ゆるやかな心意気をもって名づけました。

 サブタイトルsubtitle)の
法令の素顔をゆるりと愉しむ」とは
法律の条文に慣れ親しみ、
 その読み方を愉しく身に付ける

ことです。
 古典を原文のまま読解し、その文意を
味わうことに似ています。

 このブログを読み進むにつれ、
法律の条文を、解説や参考書を用いずに、
条文そのものを直訳できるようになります。

 軽快なトーク(talk)と、
実のあるコンテンツ(content)の両輪で、
さらっと快説します。

 とっつきにくい法律(law)の条文(article
を扱いますが、身近な職場をめぐる法律を
取り上げていますので、
馴染みやすい中身になっています。

 法律学の門前から、
チラッと眺める程度の内容ですが、
実社会で絶え間なく改正し続ける法律の特色を
サクサクとつかみ取れるよう配慮しています。

 このブログは、次のような方には、うってつけです。

  •  実際に講義を聴かれて、
    「法律のカラクリって…そういうことだったんだ。」
    と素直に思われた方、
  •  講義の余韻が残っている、すきま時間に、
     ちょっと深堀(ふかぼり)した楽屋話に触れたい方、 
  •  報道などで、法律の話題になると目を背けたくなるけれど、
    本当はどうなっているのか知りたい方、
  •  就職し、初めて労務管理を受け持つことになったが、           
    「どうも法律は苦手」という潜在意識をお持ちの方

 本ブログのコンセプト(concept)は、
あなたの未来を適(かな)えるショートショート
です。
  末永いご愛読を、お願い申し上げます。

添え書き

 ここから先は、本ブログを始めるきっかけや与太話です。
 お時間に余裕があります方は、どうぞお入りください。

wordpressへお引越し中  

 実は、平成3(2021)年の年明け、
法学部でない他学部の方を主な対象として、
はてなブログ(Hatena blog)を

書き始めました。(後に有料ブログへ)

 ところが、いざ始めてみると、
ブログ界隈(かいわい)ではありきたりとされる、
「 Server、(Sub) domain、Theme、Plugin、

 HTML、CSS、SEO…」
といったTerms(用語)がさっぱり頭に入らず、
呆然とする日々を過ごしました。
 そうなると、もう記事どころではありません。
 訳もわからずCSSを転用してしまったので、
全体のレイアウトが崩れること幾たび。
 リアル本末転倒です。

 現在は、当初のブログからWordpress(the sonic)へ、
お引越しの最中です。
 併せて、複数のサイトを管理する準備をしています。
 当面、ご不便をおかけいたしますが、
ちょっとずつ改善を進めてまいります。

場がしらけ、気持ちが凹(へこ)んだ実体験 

 実は、法学部でない学部の受講生の方に、
何かしらの法律の説明をしようとすると、
本題に入る前に、しばしば、つまずくことがあります。

 例えば、
「 六法全書を見ると、目がチカチカする。」
「 法律の条項は、堅苦しくて読みづらい。」
そういう心のアレルギー反応でしたら、
想定内ですので、かすり傷にもなりません。

 ところが、講義の最中(さなか)に、
「 この法律の題名は〇〇法ですが、
 昭和の頃は、△△法って呼ばれていました。
 でも、法律番号は変わっていません。」
「 〇〇改革関連法によって、

 △△法の題名が改正されました。」
「 この制度は、〇〇等の一部改正によって、
 別の法律の第✕✕条に規定されました。」
のように、話を切り出そうものなら、
一斉にシャープペンの動きが止まります。

 そこでもう一度、ゆっくりとお伝えしますが、
「 再生速度をスローにするとか、

 そういう次元じゃなくて…」
「 さっきから、何を言っているの?」
という、時空をワープしたような

ポカンとした表情をされるので、
「 あっ、これは立法の経緯というか、

 そういう過程の…」
ほどよい陽気のせいか、受講生の気持ちは、

 窓の外の小鳥に移ったようです。
 いま、小枝の枯れ葉が散りました。

 最後の一枚でした…

 と、その瞬間(とき)、正気に返ります。
「 そういえば、他学部の受講生にとって、
 高校で「政治経済」を履修していなければ、
 最後に法律の話題を教わったのは、
 中学校の「公民」の授業に遡(さかのぼ)るはず…
  それでポカンをやらかしたのか。」

すべてはポカンのために 

 ちなみに、「ポカン」とは、
「 聞き手に基礎知識や知見がないのに、

 ろくすっぽ前触れもなく、
 その次のステップを堂々と切り出すこと。

 又は、その直後に訪れる虚無感。」
のことです。

 本ブログは、幾多のポカン体験を通じて、
「もう二度とポカンをしない。したくない。

 しないほうがいい。しないに越したことはない。」
という、ゆるやかな決意を抱き、

書き始めることになりました。
 それでは、本題をお愉しみください。

追記

法令の素顔をゆるりと愉しむブログ(blog」と
銘打っていますが、調理する素材が法律ですので、
脳みそがフリーズしかねません。

 そこで一計を案じ、Wordpressへのお引越し
に伴って、吹き出しには、
お気に入りのおちゃめな三毛猫が登場します。
 イラストレーターの「かなぷ」さん
の作品です。感謝!